昭和プロレス

馬場&前アジアタッグコンビ順当勝ち

ジャイアント馬場

ジャイアント馬場、キム・イル大木金太郎、吉村道明がトリオを組んだ。

 

1968年7月13日
★日本プロレス
サマー・シリーズ
千葉県木更津市鳥居崎広場
・6人タッグマッチ(60分3本勝負)
ジャイアント馬場/キムイル大木金太郎/吉村道明
(2-1)
レイ・スチーブンス/スカル・マーフィ/マイク・ローレン
(両軍リングアウト 13分48秒)
キム(体固め 9分51秒)ローレン

 

翌日から東北・北海道巡業に入る日本プロレスは、後楽園大会との間にこの木更津大会を挟んだ。移動日を作らないのは地域のプロモーターがそれだけ興行を買ってくれたからだろう。

 

馬場&前アジアタッグコンビが、スチーブンス、マーフィーの外人エースコンビにローレンを従えた6人タッグは、1本目が両軍リングアウト。

 

決勝ラウンドは、キムイル大木がローレンを押さえた。

 

2フォール奪えなかったが、両軍リングアウトでイーブンにしたのは、この後の東北・北海道巡業を考えて日外両陣営ともスタミナを温存したのだろうか。

 

ところで、木更津といえば房総半島の真ん中西側にある。千葉なら東京に出やすいし、成田なら茨城側から東北に進めるが、木更津から次の郡山の移動はどうしたのだろう。

 

当日の移動で東京に戻り、翌日東北本線を使った可能性が高いが、レスラーはともかく、リング屋の移動は大変だったろう。


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