昭和プロレス

日本組、不完全燃焼の勝利

ジャイアント馬場

ジャイアント馬場、アントニオ猪木にミツ・ヒライを加えた日本陣営トリオ。対する外人陣営はスカル・マーフィ、クロンダイク・ビル、ジノ・ブリットである。

 

1968年7月9日
★日本プロレス
サマー・シリーズ
茨城県土浦市 亀城公園
・6人タッグマッチ(60分3本勝負)
ジャイアント馬場/アントニオ猪木/ミツ・ヒライ
(2-1)
スカル・マーフィ/クロンダイク・ビル/ジノ・ブリット

 

マーフィ(体固め 13分45秒)ヒライ
日本組(反則 6分12秒)外人組
猪木(アバラ折り5分31秒)ブリット

 

日本側はBIの先輩にあたるミツ・ヒライが加わり、外人側はマーフィ、ビルのアジアタッグ選手権者コンビにブリットを従えての6人タッグマッチ。

 

1本目はマーフィがヒライを沈める。2本目は外人組の暴走で辛くも日本組がタイとし、決勝は猪木がコブラツイストでブリットを斬って捨てた。

 

反則で1本もらってイーブンにして、格下のブリットを押さえての勝利。いささか不完全燃焼といえなくもない。マーフィ、ビルのアジアタッグ選手権者コンビが好調だ。


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