昭和プロレス

馬場、カルホーンに1本取られるも日本側の勝利

1970年11月11日。アメリカ・テキサス州ルボックのフェアパークスタジアムで、ドリー・ファンク・ジュニアのNWA世界ヘビー級選手権に挑戦した坂口征二は、フルタイムドローの大善戦をした。そのときの話が「東京スポーツ」(2009年7月29日付)に書かれている。

 

ジャイアント馬場がヘイスタックカルーホーンに1本取られたが、日本側トリオが勝利した。

 

★日本プロレス
第2次サマー・シリーズ
8月16日 愛知県 豊橋市体育館
・タッグマッチ(60分3本勝負)
ジャイアント馬場/アントニオ猪木/キムイル大木金太郎
(2-1)
ヘイスタック・カルホーン/マンマウンテン・カノン/パンビロ・フィルポ
カルホーン(体固め 14分14秒)馬場
馬場(片エビ固め 5分44秒)カノン
キム(体固め 3分32秒)フィルポ
第一次サマーシリーズが終わったと思ったら、中一日で次のシリーズが始まるというのはすごい。いかに、当時の日本プロレス興業が繁盛していたかのあらわれであろう。
さて、開幕戦は、お約束ともいえる、馬場のフォール負けから始まった。馬場は第5回ワールドリーグでもカルホーンに苦杯を嘗めさせられており、苦手なタイプなのかも知れない。
試合の方は、大木がフィルポを押さえて日本側が勝利した。

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